社長が毎週月曜日に投稿している招鬼猫を題材にした物語です。
第19話
楊おばさんと一人の男がしゃがみ込み、蹴り上げられぐったりとしているスズを心配そうに見ています。
「王船長に知らせてくるから、あんたスズを見ておいてね」と男に言って楊おばさんは船に走っていきました。
男は持っていた万頭の包みをスズの近くの地面に置き、ぐったりしている体を優しく撫でてやります。
すると鼻がピクピクと微かに動き、目を薄っすらとあけはじめました。
「よかった、よかった」、「万頭の匂いで気が付いた」と心配そうに取り囲んでいた人々が笑顔で言っています。
スズは普照を探すかのように辺りをキョロキョロと見渡しています。
すると涙を流しながら楊おばさんが戻ってきて、スズを抱き上げ「王船長は亡くなったんだね、これからどうするんだい」と優しく問いかけます。
スズは「普照を探したいと」大きな目で訴えています。しかしその気持ちはおばさんには分かりません。
おばさんが「誰かスズを引き取ってくれないか」と集まっている人々に聞き始めました。
「私が引き取ろう」と万頭の包みを持っていた男が名乗りでました。
第1話~第18
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